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【『女たちの21世紀』82号「フェミの棚」掲載】

『憲法のポリティカ― 哲学者と政治学者の対話』
高橋哲哉・岡野八代 著
白澤社 発行/現代書館 発売 
2015年3月 2200円+税


 第2次安倍政権の発足以来、私たちが恐れていたことが次々と現実化し、今や諦めに似た気持ちさえ湧いてくるような感覚のなか、絶望するまいと自分を励ます日々が続いている。いままさに、本稿を書いている横で、TVのNHKのニュースが、国会で安全保障関連法案の実質審議が始まったことを伝えている。
 本書では、日本の現状に危機感を持つ二人の名高い論客が、日本国憲法の意味をめぐって縦横に語り合う。一人はフランス哲学研究者の高橋哲哉さん、もう一人は政治思想・フェミニズム理論研究者の岡野八代さんだ。約20年前に「慰安婦」問題をめぐる戦後責任論をきっかけに出会ったという二人の対談は、一般的な「護憲派」の議論を超えて、死刑制度や沖縄、マイノリティの権利、天皇制など、戦後民主主義が乗り越えることのできなかった諸問題に及ぶ。長らく日本の戦争責任や植民地支配責任に研究者としてコミットしてきた二人ならではのこうした問題意識は、「護憲派」の議論の中ではメジャーではないかもしれない。しかし、リベラル派すらも十分に語ってきたとは言えない、こうした課題に向き合うことこそが、日本国憲法が破壊されようとしているこの危機的状況のなかで、人権や平和の蹂躙をこれ以上許さないためにも、また人権や平和を根本から立て直すためにも、重要なのではないだろうか。 (濱田すみれ/アジア女性資料センター)


 


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