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++ メールマガジンfromアジア女性資料センター
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++++ URL →http://www.ajwrc.org/
+++++ 第6号 2007年11月
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〓〓〓目次〓〓〓
1.【セミナー】
◆「慰安婦」問題解決へ~国連を動かし、政府を動かす(今週金曜)
◆生かせ!ILOの条約と勧告~男女平等賃金の実現のために(11/16)
◆介護の現場をジェンダーで見ると…(11/17)
2.【キャンペーン】
◆労働契約法NO!あなたの声を国会へ!
◆加害米兵の身柄を引き渡し、厳正な裁判・処罰を!
◆タイ人権活動家の夫射殺事件について申し入れ
◆レイシズム強化につながる「日本版US-VISIT」施行中止を!
3.【ニュース】
◆婚外子住民票訴訟、不当な逆転判決
◆イラン:女性の権利活動家が投獄と鞭打に
◆偽装結婚の比女性に労働強要 職安法規定で初摘発
◆シンガポール:性行為規制を一部緩和
◆韓国:新紙幣の女性像をめぐり議論
◆政府「ワーク・ライフ・バランス憲章」・行動指針の案
4.【おわびとおしらせ】
オンライン注文システムの不具合について
今後配信ご不要の方は、お手数ですがこちらまでご連絡ください。
⇒ajwrc@ajwrc.org
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1.【今月のセミナー】
◆「慰安婦」問題解決へ~国連を動かし、政府を動かす(今週金曜!)
講師:渡辺美奈さん
日時:11/9(金)19時~ アジア女性資料センターにて
数多くの国連勧告にくわえて、アメリカ議会でも決議が可決されるなど、補償責
任を否定し続ける日本政府に対する国際社会の視線は厳しさを増しています。試
行錯誤を重ねながら国連にはたらきかけてきた経験を共有し、真の解決へ向けて
日本政府を動かすために必要な取り組みを考えます。
◆生かせ!ILOの条約と勧告~男女平等賃金の実現のために(11/16)
講師:森ます美さん
11/16(金)19時~ アジア女性資料センターにて
日本女性の平均賃金は、男性のたった半分。同一価値労働・同一賃金原則を定め
た条約に日本も署名しているのに、なぜ? 国際労働機関(ILO)は今年、こ
の原則を法律で規定するよう日本政府に求めました。日本の働く女性たちがILO
にどのように働きかけてきたか、森ます美さんにうかがいながら、実現に必要な
課題を話し合いましょう。今、ジュネーブで開かれているILO理事会では、どの
ような勧告が出されるか、最新情報も聞けるはずです。
http://www.ajwrc.org/modules/tinycontent0/index.php?id=11
◆介護の現場をジェンダーで見ると…(11/17)
講師:杉本貴代栄さん
11/17(土)14:00~ アジア女性資料センターにて
「介護の社会化」をスローガンに成立したはずの介護保険制度。しかし、現場の
介護労働の担い手の多くは依然として女性が占めており、ジェンダー特有の課題
は形を変えて存在しています。シングルマザーの日米比較など、社会福祉をフェ
ミニズムの視点から研究しておられる杉本貴代栄さんに、最近の研究成果をうか
がいながら、介護労働をジェンダー視点で考えます。
http://www.ajwrc.org/modules/tinycontent0/index.php?id=8
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2.【キャンペーン】
◆労働契約法NO!あなたの声を国会へ!
今国会で、「労働契約法」が採択されようとしています。
この法案は、企業が一方的に定めることを慣行としてきた就業規則を「労働契
約」と位置付け、法的な規範を与えるものです。「労働組合または労働者の過半
数を代表する者の意見を聞く」必要はありますが、意見がどうであれ、企業側が
一方的に作成したものを労基署に届け出るだけで事足りるので、労働条件の不利
益変更がいつでも可能になってしまいます。
はたらく現場の人々の声を国会に届け、労働基準法・労働組合法の強化を求めよ
う!あなたの一言を添えて、緊急声明を各政党に送ってください。国会前でも連
日行動が行われています。
働く女性の全国センター>>http://acw2.org/
◆加害米兵の身柄を引き渡し、厳正な裁判・処罰を!
先月14日未明、岩国基地所属の米兵4人が19歳の女性を車で連れ出し集団強かん
する事件が発生しました。当初、加害米兵の身柄引き渡しを求めるとしていた広
島県警は、その後「当時の状況にあいまいな点がある」などとして、任意捜査に
方針を切り替えています。また事件直後、広島県知事が、被害者に落ち度がある
ような発言をして批判を受けましたが、発言撤回や謝罪は行っていません。
厳正な裁判と加害者の処罰、被害者への補償が行われるよう、米兵の身柄引き渡
しを求めます。
「軍事基地と女性」ネットの抗議声明
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=333
関連ニュース
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=324
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=327
◆タイ人権活動家の夫射殺事件について申し入れ
先月10日、紛争が続くタイ南部で、人権活動家Yaena Solaemaeさんの夫が、マシ
ンガンで銃撃され死亡しました。彼の殺害は、妻であるYaenaさんその他、南部
で人権活動に携わる人々に対する警告であると受け止められています。
アジア女性資料センターは19日、事件の厳正な調査と加害者の起訴、Yaenaさん
ら人権活動家の安全確保を求め、タイ政府関係各位および在日タイ大使館に申し
入れ書を送付しました。
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=322
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=320
◆レイシズム強化につながる「日本版US-VISIT」施行中止を!
「テロ対策」を口実に、特別永住者を除くほぼすべての外国人の生体情報を
採集する「日本版US-VISIT」の施行が11月20日より予定されています。しかしそ
の運用には不明な点が多く、「テロリスト=外国人」という先入観にもとづいて、
外国人に対する監視と差別を強化することになりかねません。
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=325
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3.【ニュース】
◆婚外子住民票訴訟、不当な逆転判決
現在、婚姻していないカップルの間に生まれた子は、戸籍に「嫡出でない子」
と、記載されます。この差別的表記を拒否したために出生届が受理されず、戸籍
が作られなかった子どもの住民票を世田谷区が作成しなかったことをめぐる裁判
の控訴審判決が出ました。東京高裁は、住民票不作成による子どもの不利益を重
く見て区に作成を命じた一審の東京地裁判決を取り消し、夫婦側の逆転敗訴とし
ました。
婚外子に対する差別的取り扱いには違憲の疑いが強く、国連からも是正勧告を
受けています。国が是正措置をとらないままで、子が受ける不利益を「両親の個
人的信条」に帰するのは、非常に不当な判決です。
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=331
◆イラン:女性の権利活動家が投獄と鞭打に
女性権利活動家に対する弾圧が続くイランで、女性活動家が、平和的なデモに参
加していたことを理由に、2年6ヶ月の投獄と10回の鞭打の刑を言い渡されました。
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=332
◆その他のニュース
偽装結婚の比女性に労働強要 職安法規定で初摘発
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=330
シンガポール:性行為規制を一部緩和
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=328
韓国:新紙幣の女性像をめぐり議論
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=319
政府「ワーク・ライフ・バランス憲章」・行動指針の案
http://www.ajwrc.org/modules/news/article.php?storyid=321
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4.【おわびとおしらせ】
◆オンライン注文システムの不具合について
センターの出版物をカタログから直接オンラインで注文できるシステムに、現在、
不具合が生じております。復旧にはしばらく時間がかかる見込みです。たいへん
お手数ですが、ご注文は、メール(ajwrc@ajwrc.org)またはFAX(03-3463-9752)
にて、ご連絡ください。ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いいたします。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
ご意見・ご感想等ございましたら、下記までお寄せください。
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発行:アジア女性資料センター
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TEL:03-3780-5245 FAX:03-3463-9752
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