保見団地緊急支援情報 第9号をお送りします。
保見ヶ丘ラテンアメリカセンターの野元弘幸です。お世話になります。
○登録家族数が600を越えました。
物資配給開始時から、受給家族の登録をお願いしてきましたが、先週末には登録数が600家族を超えました。約2400人を支えていることになります。保見団地だけではなく、名古屋市や碧南市・大府市などからも車に乗り合わせて来る方もいて、活動範囲が広がっているのを実感しています。今後、支援依頼者が多いところは、拠点を作っていくことも検討しなくてならないと話し合っているところです。
口コミでもセンターの活動が広く知れ渡り、本当に困っている人の支えになれればと思います。
○4月1日から食糧配給日を木・金・土に。
2月14日に本格的に支援活動を開始して以来、毎日休まず支援活動を行ってきましたが、4月1日から毎週木曜、金曜、土曜の午後1時から5時に配給することをボランティアスタッフ会議で決めました。
これまでの経験から、依頼の多い3日間に集中しても問題はないと思われる、また、パウロ・フレイレ地域学校の授業の支障とならないように活動日を少なくしたほうがよいという意見があり、このように決めました。
○定額給付金を奨学金に!
添付のファイルの通り、定額給付金の給付にあわせて、支援をあらためてお願いすることになりました。
労働団体やNPOネットが定額給付金の寄付をお願いしているというのを知り、保見ヶ丘ラテンアメリカセンターでも実施して、教育支援に使わせていただこうということになりました。
○県営住宅問題
愛知県による県営保見住宅の外国人入居制限について、2月16日に愛知県弁護士会に人権救済申立を行いましたが、3月12日、同弁護士会人権擁護委員会の第1回目のヒアリングがありました。4月1日には、同委員会の弁護士さんたちが、現地視察として保見団地を訪れることになっています。勧告等が出るまでに、少なくとも半年はかかるようですが、申立をしっかりと受け止めて、動いてもらっていることを実感しています。
また、3月17日には、愛知県議会の建設委員会で、小山祐(おやま・たすく)議員の質問に対して、県営住宅管理室長は、次回の募集では検討していると答えたとのことです。
2009年3月22日
野元弘幸
保見ヶ丘ラテンアメリカセンター
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